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デュゲイ・トルーアン (巡洋艦・初代) : ウィキペディア日本語版 | デュゲイ・トルーアン (巡洋艦・初代)
デュゲイ・トルーアン (Duguay-Trouin) はフランス海軍が建造した機帆走巡洋艦で同型艦はない。設計はエイノード。フランス海軍の二等巡洋艦で初めて鋼製船体を採用した。 == 艦形と武装 ==
本艦は一等巡洋艦「デュケーヌ」の縮小版として、海外派遣任務や通商破壊作戦に使えるよう建造された二等巡洋艦である。現場からの改善要求を盛り込み、一等巡洋艦並みの武装を搭載したため二等巡洋艦「サネ級」の常備排水量が2,000トン台であったのに比べ、本艦は常備排水量が3,500トン弱にまで大型化した。 船体の基本形状は艦首水面下に衝角をもつ船体に3本のマストと中央部に2本煙突を持つ当時の一般的な蒸気船の形態である。 本艦の外観の特徴として艦首船首楼の内部に艦首砲として19cm単装砲を1基を配置、舷側に片舷二箇所に張り出しを設け、そこにバーベット上に19cm単装砲を配置している。なお、5基の14cm単装砲は1基が艦尾に配置され、残りは舷側甲板上に片舷2基ずつで計5基が配置された。
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